最近多い50代のモラハラ離婚。離婚を成功するための心構えとは?

October 23, 2017

 

 

最近、いろいろなところでお話をする機会の多い事柄なのですが最近の離婚の相談は、本当にモラハラ離婚が多いな、と思います。

 

年齢は40代後半から50代

お子様が大学に進学したとか、就職したとかの年齢の方たちです。

 

本当に、次から次へとモラハラ離婚相談。

 

調停に行くと、調停委員さんたちも、もうわかっているといったような様子。調停でも多いんでしょうね。

 

このモラハラ離婚。

なんで多いのかと言うと、私は、時代背景や今の時代の流れ、変化にも理由があるのかな、とも思います。

 

というのは、モラハラ夫が生まれ育ったのは、昭和30年代。まさに高度成長期。

就職、社会人になったときにはまさにバブル絶頂のときです。

 

「24時間、働けますか!」のリゲインのCMが流行したときです。

 

まさに、今とは真逆の時代(笑)

今では、こんなこと言ったら、ブラック企業だとか過労死だとか言われて叩かれてしまいますよね。

 

でも、今の50代のお父さんたちは、こんな社会の中で、自分を犠牲にし、家族を犠牲にして、会社や社会に貢献してきたわけです。

当然、会社からも社会からも厳しいことを突きつけられる。要求される。

 

ストレスも溜まります。

 

それをそのまま、暖かく受け入れてくれる家族に甘えて、家族に吐き出してしまう。

 

家では、「◯◯すべきだ!」という頭ガチガチな理論で、自分が会社や社会で押し付けられている理屈、理論、規則を家族にも押し付ける、主張する。

 

「俺はこんなに頑張っているんだ!家族のために頑張っているんだ!だからお前らだって俺の言うことを聞いて当たり前だろう!!なに甘えたこと言ってるんだ!!!!」

 

これが、モラハラ夫さんの実態、お気持ちではないかと思います。

 

 

 

しかし、時代はゆとり、癒しの緩やかな時代。

自分を大切にして、心を大切にして、絆や柔らかいものを大事にする時代にシフトしました。

 

若者たちはガツガツせず、不必要な所有欲を持たず、いわば慎ましやかに自分のしたいことをする。

 

勤務時間も「24時間」なんて言わなくなりました。

 

そんな時代に、50代のお父さんたちはついていけていないのだと思います。

 

 

だから、時代の流れにのって、「もう我慢する必要ないのね」「ありのままに生きていいのね」「自分らしく生きていいのね」と気づいた奥様から・・・

 

 

捨てられてしまう

 

 

 

旦那様からしたら、そりゃあ訳がわからないと思いますよ。

これまで一生懸命家族のために自分を犠牲にして、身を粉にして働いてきて、ある日突然、その家族がいなくなる。

家に帰ったら出て行った後、もぬけの殻、なんて・・・

 

 

でも、これが実態なのです。

モラハラ被害にあっていた奥様は、もう怖くて旦那様には口答えできない。怖くて何も言えない。

ましてや、離婚してほしい、離婚したい、だなんて、怖くて言うことはできません。

 

だから、ある日突然、家を出る。逃げる。

 

 

そして、旦那様は訳がわからないから、逃げた奥様やお子様に執着する。離婚しない。財産は分与しない・・・

 

こんな悪循環が最近多い事例です。

 

 

奥様には、できれば家を出る前に、意を決して直接お話をされるか(お話、というより「宣言」に近いでしょうが・・)、せめてお手紙だけでも、ご自分のこれまでいうことのできなかった率直な気持ちや言葉を書かれて出たほうがいいと思います。

 

そうでないと、その後の離婚協議、調停、訴訟は本当に長くかかり、こじれています・・・

 

 

モラハラ夫の方は、サイコパスであることがどうやら多いようです。

サイコパスの方は、共感能力が乏しいと言われているためか、自分の考えていること、していることには絶対の自信があり、間違っているとは微塵にも思いません。

 

だからこそ、離婚の協議も難航してしまうんですね。

 

離婚したいという奥様の気持ちを慮ることはできないし、「離婚したくない、自分は間違っていない、おかしい!!!」という自分の考えや気持ちをただひたすら主張し、突き進みます。

 

ただ、こういう事例に携わっている私から見ていると、そう突き進んでも・・・何もないんですよね。

ただ、時間が過ぎるだけ。ただ、お互い疲れるだけ。

ただ、お互い憎しみあい、嫌悪し合うだけ・・・

 

だと私は思います。

 

ただ、そうは言っても、共感能力に乏しい旦那様には、なかなか理解はできないもの。

 

だから、こういった旦那様との別離、別れ、離婚をせざるを得ない奥様は、「そういったもの」であることの覚悟を決めて、時間がかかることの覚悟もして、それこそ、奥様もただひたすら、突き進むしかないのかな、とも思います。

 

旦那様は、奥様のことを執拗に責めます。

 

奥様は、「自分が悪いのかな」「自分さえ我慢すればいいのかな」なんて思ってしまいます。

 

だけれども、旦那様が騒いでいるのは、ご自分の心の傷やこれまでうまくいってきた方法でうまくいかないことに戸惑ったり、これまで自分を犠牲にしてきたことへの怒りなど、それは

 

 

旦那様自身の人生の問題・課題

 

 

にただ、ぶつかっているだけなので奥様が気にする必要はないと私は思います。

 

もう自分の人生を生きよう、思い通りの人生を、自由な人生を生きよう、と思ったのなら

 

 

自分だけのことをかんがえましょう

 

 

 

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